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人気の高い一級建築士

地震、火事…自然災害には人間は太刀打ちできない。

近頃、日本でも地震が頻繁に起こっており被害を受けている方も多い。

そんな中、問題になった【耐震偽造】や【耐熱偽造】問題…。

必要な柱を自分の利益のために1本減らしてしまうという恐ろしい問題。

このようなことは素人ではわからないため、専門家に任すのが当たり前だ。

その専門家が設計の段階で偽造してしまうのだから恐ろしい。

十分な機能と耐久性を持つように設計し、工事の監視まで一括してくれる人を建築士という。

この建築士に全てを任せている以上あってはならない問題として大きく取り上げられたことは記憶に新しい。

建築士とは一体どんな職業でどうやったらなれるのだろうか。。

学校や病院、劇場など特殊建築物をはじめ、高層ビルなど延べ面積500㎡を超える特殊建築物を扱えるのは建築士の中でも一級建築士のみである。

この一級建築士という資格は年代を問わず不動産鑑定士と平行して人気の高い資格となっている。

さらに一級建築士は安全・快適な建築物を建設することはもちろんですが、社会的責任も大きい。

なぜなら自分の手で創り出すことで環境や文化が生まれるのだからやりがいのある職業といえる。

また一級建築士の資格を取得すると建築関係で必要な土地家屋調査士や宅地建物取引主任者などの資格が比較的容易に取得しやすいということもある。

一級建築士の受験資格について紹介してみよう。
①大学で正規の建築または土木の課程を修めて卒業した者
卒業後建築に関する実務経験が2年以上ある者
③3年制短大で正規の建築または土木の課程を修めて卒業した者
卒業後、建築に関する実務経験が3年以上ある者
⑤2年制短大・高専で正規の建築または土木の課程を修めて卒業した者
卒業後、建築に関する実務経験が4年以上ある者
⑥二級建築士として登録後、建築に関する実務経験が4年以上ある者
⑦国土交通大臣が特に認める者
以上が受験資格となる。

試験内容は学科試験と設計製図試験の2種類。

一級建築士の資格の取得方法は学科の試験を合格した後、設計製図の試験を受けることで一級建築士の資格を取得することができる。

学科試験について紹介しよう。
①学科1:建築計画、環境工学、建築設備、(設備機器の概要含む)
②学科2:建築法規(この科目は法令集の使用が許可されています)
③学科3:構造力学、建築一般構造、建築材料
④学科4:建築施工、建築積算
以上の4項目を経て試験合格者のみが受験することができる試験が設計製図。

この設計製図試験は事前に課題が与えられる。

この設計製図試験に合格してようやく一級建築士の資格を取得することができる。

さらに学科の試験に合格した者は本人が申請すると翌年の学科の試験が免除されるという特徴もあるので申請してみるのもいいだろう。

また、試験会場や試験日程、受講料などの詳細は【建築技術教育普及センター】で情報を取得することができるので問合せてみよう!と思ったら気軽に問い合わせてみるのもいいだろう。

建築士は安心・安全が第一の責任ある仕事。

これからこのような偽造問題がないような建築士が生まれることを祈っている。

この記事のカテゴリーは「転職」です。
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この記事のカテゴリーは「労働に関する法律」です。2008年05月30日に更新しました。

この記事のカテゴリーは「労働に関する法律」です。2008年05月01日に更新しました。

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この記事のカテゴリーは「労働に関する法律」です。2008年04月01日に更新しました。

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