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時間外労働とは

勤務時間が過ぎているのにも関わらず仕事をさせられたり、締め切りが迫っているためにどうしても定時では帰れない…

こんなことは毎日だ!という人は多いハズ。

労働基準法には時間外労働について記載されているのでいくつか挙げてみよう。

①災害時
災害時による臨時労働が必要となった場合の時間外労働については、会社側は行政官庁の許可を受けることで休日にも労働者を働かせることができると定められている。
また、自体が急迫している場合については許可を後回しにしてもOK。
迅速な災害への対処が可能となっている。

②割増賃金
一般の業務時に労働時間を延長して時間外労働、つまり残業をする場合はその残業時間に対して割増賃金を払う義務があると定められている。

③妊婦
妊娠中の女性に対して時間外労働をさせてはならないという規定もある。

④公務員
国家公務員や地方公務員が臨時で必要となった場合も時間外労働をさせても良いと定められている。

このように時間外労働を行った場合には『割増賃金』が支払われるのである。

『割増賃金』の割増率は25%~50%。

会社側が『割増賃金』を支払わなかった場合は労働基準法に違反しているということになる。

時間外労働をせざるを得ない状況も確かにある。

しかしそのような状況でないのであればボランティアとならないように注意しておく必要がある。

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更新履歴

この記事のカテゴリーは「労働に関する法律」です。2008年05月30日に更新しました。

この記事のカテゴリーは「労働に関する法律」です。2008年05月01日に更新しました。

この記事のカテゴリーは「労働に関する法律」です。2008年04月28日に更新しました。

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